
高市早苗@takaichi_sanae
本日、我が国の主催により、アジア地域18か国・国際機関の参加を得て「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)+オンライン首脳会合」を開催しました。
先日、電話会談を行ったフィリピンのマルコス大統領やマレーシアのアンワル首相、訪日してくださったシンガポールのウォン首相、IEAのビロル事務局長など、多くの皆様がご参加くださいました。
我が国は、アジア各国と、サプライチェーン等を通じて密接に結びつき、相互に依存する関係にあります。
例えば、人工透析患者に用いる器具や、手術に必要な廃液容器や手袋といった医療物資は、アジアの国々からの供給に頼っています。
現下の中東情勢を受けて、アジアの燃料供給が不足したり、サプライチェーンが停滞したりすると、アジアから日本への医療物資等の調達に支障を来たし、我が国の経済社会にも大きな影響を及ぼします。
アジアのサプライチェーンを支えることが、そのまま日本経済の強化にもつながります。
こうした観点から、私は、エネルギーや重要物資のサプライチェーンの強靭化に向けた新たな協力の枠組みとして「アジア・エネルギー・資源供給力強靭化パートナーシップ:略称 パワー・アジア」を立ち上げました。
アジア各国に対して、原油・石油製品等の調達やサプライチェーン維持のための融資など緊急対応への協力、及びアジア域内の原油備蓄日数の拡大に向けた備蓄・放出制度の構築や備蓄タンクの建設・利用の協力など金融面での協力等を行います。
各国の出席者からは、この会合開催への謝意と「パワー・アジア」への歓迎の意が示され、現下の課題に各国で連携して対応していくことを確認し、そうした内容を「議長声明」としてとりまとめ、発出しました。
こうした取組は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化を具現化させるものです。
「AZEC」についても、経済・エネルギー強靭化の視点を加えて「AZEC2.0」として進化させることにつき、賛同を得ました。
「パワー・アジア」の下、世界の成長センターであるアジアをより強く豊かな地域にするため、尽力してまいります。



(2026/4/15)
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