
himuro Reborn@himuroReborn398
1945年8月6日、広島
3歳の男の子は、大好きな三輪車に乗って家の前で遊んでいた。
突然の閃光で全身を焼かれ、「水、水…」とうめきながら、その夜、父親の腕の中で息を引き取った。
「一人で墓に入れるのはかわいそうや。天国でも遊べるように」。
父親は息子と三輪車を一緒に庭に埋めた。
40年後、遺骨を改葬した際に三輪車も掘り出され、広島平和記念資料館へ寄贈された。
その三輪車は、80年以上の時を超えて、今も一人の幼い命を静かに語り続けている。

(2026/8/5)
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